鰻楽×J.PENCILオリジナル蝶結びデザイン熨斗
※表書き・名入れご希望の方は備考欄にご記入ください

masaki hayashi
ペイントアーティスト
神奈川県川崎市出身 / 1996 年生まれ

目に見えない大切なものを表現し、生きることのリズムを形として、色として、線として表現するペイントアーティスト。
“美” へと昇華を強く意識し作品に込めます。

「越えるべきは過去の自分のみ」。

幸せを見つけるのではなく、幸せを感じられる心を見つけるために絵を描き続ける。

■縦横無尽に泳ぐ鰻

うなぎのディテールは書道によって描かれ、自由に活き活きと泳ぎ回る鰻をイメージしメインディテールに。
ニュルッとした鰻の様と自由に行き交う鰻の様は、作品を描くときの筆の流れに親近感を感じ、 様々なパターンで描き、その中でもしっくりときた鰻達を熨斗のデザインとして落とし込みました。

一見シンプルすぎる鰻の描写は、そのシンプルさが全体のバランスを保ち、周りの描写をより際立たせる—— そんな縁の下の力持ちの役割を担っています。
鰻は焼いても蒸しても動作はシンプルであり、タレや薬味との掛け合いのバランスが最大のおいしさに繋がる。
そんな「食」の意味合いも掛け合わせました。

■色鮮やかな流線

色鮮やかに描かれた流線は絵筆で描かれ、鰻の活きの良さを色と筆跡で表現しました。
泳ぎ回る鰻の流れや、水揚げ時の動きを筆跡として表しています。

泳ぎっぷりがいい鰻もいれば、静かに水の流れに身を任せる鰻もいて、それは人間の性格のようなものを感じます。
筆跡の速さや柔らかさで動きを表現し、化粧箱とのマッチングと心地よい主張を意識して配色・配置しました。

見た目は華やかでありながらも上品。もらった方が心踊るような、小さな喜びを感じられるデザインに仕上げました。

■鰻楽から食卓へ ― 言葉に込められた背景

鰻は稚魚から大切に育てられ、その過程には様々な職人さん一人一人の手が加わり、 鰻楽の工場からお客様一人一人の食卓へと運ばれます。

口に運ばれた時に感じる「おいしさや優しさ」は、 そこに携わった人々の想いが込められているからこそ「美味しく、安全に食卓に」並べられる。
命をいただくありがたみを感じられるよう、書としてデザインの端に添えました。